ふきのとうが顔を出しました。
12月に出ていたこともあったのですが、今年は少し遅いのかもしれません。
10個ほど、ほんの小さい芽が出始めました。
この大きさだと天ぷらの方が良いのですが、時間がないのでふきのとう味噌にしました。
刻んでいると、ふわっと広がる青い香り。
まだ小さいのに、ちゃんと春の匂いがします。
熱したフライパンに油をひき、さっと炒めて味噌とみりん、少しのお砂糖を加えると、台所いっぱいにほろ苦い香りが広がりました。
出来上がったふきのとう味噌を、炊きたてのごはんにちょこんとのせてひと口。
ああ、これこれ、と毎年同じことを思います。
冬の間、縮こまっていた体が、じんわり目を覚ますような味。
大人になるとこの苦さがうれしいのだから不思議です。
ほんの小さな芽でも、こうして季節を知らせてくれる自然の力はすごいですね。
スーパーに並ぶ春野菜もいいけれど、庭の片隅でひっそり顔を出すふきのとうには、また違った愛おしさがあります。
ちなみに、毎年この時期に活躍するのが、小さめの鉄製フライパン。
わが家ではバーミキュラ フライパン 20cmを使っています。
少量をさっと炒めるのにちょうどよくて、火の通りもやわらかい。
ふきのとうの香りを逃がさず、ふっくら仕上がる気がするんです。
味噌は、少し甘みのあるタイプが好みで、最近は無添加のものを選ぶようにしています。
いつも使っているのはひかり味噌 有機円熟こうじみそ。
クセが強すぎないので、ふきのとうのほろ苦さを引き立ててくれます。
出来上がったふきのとう味噌は、小さな保存容器に入れて冷蔵庫へ。
しばらくは、ごはんのお供や、焼きおにぎり、豆腐にのせて楽しめそうです。
こういう時に便利なのが、ガラス製の保存容器。
匂い移りが少なくて、そのまま食卓にも出せます。
わが家ではiwaki パック&レンジを愛用中。サイズ違いでそろえておくと、本当に便利です。
特別な材料はなくても、道具が少し使いやすいだけで、季節の手仕事がぐっと楽になります。
忙しい日でも、さっと作れて、ちゃんと春を感じられる。
そんな小さな余裕をくれるのが、ふきのとう味噌なのかもしれません。
ほろ苦さと一緒に、ゆっくりと季節が動き出しました。

