昨日歌番組でブルーアンバーという曲を初めて聞きました。
MVとともに聞いていたら、込み上げてくるものがありました。
その世界観に感情移入してしまったようです。
「ブルーアンバー」という言葉自体、あまり聞き慣れませんが、実在する宝石の名前でもあります。
ドミニカ共和国などで産出される琥珀の一種で、普段は落ち着いた色合いなのに、光の当たり方によって青く輝いて見えるのが特徴だそうです。
その姿はとても希少で、条件が揃ったときにだけ見せる特別な表情とも言われています。
この曲では、そのブルーアンバーが、人の心や記憶、表に出せない感情の比喩として使われているように感じました。
普段は胸の奥にしまい込んでいる想いや、過去の出来事。
忘れたつもりでも、ふとしたきっかけで光を受けると、鮮やかに蘇る。
MVを観ながら、そんなイメージが自然と重なりました。
だからこそ、聴いていて切なさと温かさが同時に押し寄せてきたのかもしれません。
完全に消えてしまったわけではない感情、形を変えて今も自分の中に残っているもの。
それを否定せず、そっと肯定してくれるような空気感がありました。
「ブルーアンバー」という少し不思議で美しい言葉を知ったことで、曲の余韻がより深くなった気がします。
ただ聴くだけでなく、意味を知ることで、また違った角度から心に響く。
そんな一曲との出会いは、静かながらも長く残るものですね。


