ここ最近のテレビを見ていると「また歌番組だな」と感じることが増えましたよね。
しかも最新ヒット曲というより、懐かしいメロディーや口ずさめる昭和の名曲が中心。
思わず一緒に歌ってしまったり、「この曲、昔よく流れてたなぁ」と家族で話が広がるのも、あの時代の曲ならではかもしれません。
昭和の歌が多い理由は、やはり今テレビをゆっくり見ている層が昭和世代、というのが大きそうです。
リモコン片手にチャンネルを回していた世代にとっては、知っている曲が流れるだけで安心感がありますし、説明がいらないのも強みですね。
クイズ番組と並んで増えているのも、「家族で何となく見られる」という点が共通している気がします。
一方で、今の子どもたちは自分の好きなものをピンポイントで楽しむ時代。
テレビは「見たい番組を探すもの」ではなく、「たまたまついているもの」になってきているのかもしれません。
だからこそ、誰でも分かる懐かしさや分かりやすさが、ゴールデンタイムには求められているのかな、と感じます。
そんな流れもあってか、最近は昭和歌謡を改めて楽しめるCDやレコード、配信サービスの特集プレイリストも人気のようです。
テレビで聴いて「やっぱりいい曲だな」と思ったら、家事をしながら流したり、車の中で聴いたりするのもいいですよね。
懐かしい歌は、気持ちを一瞬でその頃に戻してくれます。
テレビをきっかけに、音楽の楽しみ方がまた少し広がっていく。
そんな穏やかな循環も、今の時代らしくて悪くない気がします。



