先日、TVで毒を持った動物や虫についての番組を観ました。
研究者の方が自分の体で毒を試してみる、体当たり取材が衝撃的でした。
生物は、それほど身近ではありませんが、強い毒をもつ植物は身近に数多く存在します。
身近に見られる代表的な毒草を3つ紹介します。
①トリカブト(鳥兜)

深い紫色の花を咲かせるトリカブトは、「日本三大有毒植物」のひとつとして知られます。
根や茎、葉には「アコニチン」という猛毒成分が含まれ、体内に入ると神経を麻痺させ、呼吸困難を引き起こすことも。
かつては狩猟用の矢毒としても使われていました。
登山道などでも見かけることがあるため、山歩きの際は注意が必要です。
②スズラン(鈴蘭)

可憐な白い花が魅力のスズランも、全草に毒を持っています。
主成分は「コンバラトキシン」などの強心配糖体で、摂取すると吐き気や心臓の不整脈を引き起こすおそれがあります。
見た目や香りの良さからプレゼントや庭植えにも人気ですが、特に子どもやペットの誤食事故が起きやすい植物です。
扱う際は手袋をつけるなど、慎重に。
③ドクウツギ(毒空木)

日本で最も毒性が強い植物のひとつがドクウツギです。
白い小花を咲かせ、初夏には黒い実をつけますが、この実が特に危険。甘酸っぱそうに見えるため、子どもが誤って食べてしまう事故も起きています。
含まれる「プトキシン」は強力な神経毒で、わずかな量でも命に関わることがあります。見つけても絶対に触れたり口にしたりしないようにしましょう。
この他にも、キョウチクトウ(夾竹桃)、チョウセンアサガオ、アジサイ(紫陽花)、スイセン(水仙)、アサガオ(朝顔)など、毒のある植物は、珍しいものだけでなく、家庭や街中でも普通に見られる存在です。
特にお子さんのいる家庭では、口にしたりすることがないよう、正しい知識を身につけておきたいものです。


