今日はボジョレーヌーボーの解禁日ですが、お祭り騒ぎはすっかり無くなったようですね。
「神の雫」が読まれていたのは、そんな日が一番盛り上がっていた頃だと思います。
当時はボジョレーヌーボーの大ブームとも時期が重なっていて、街にもワインがあふれていましたが、「神の雫」はその流れをさらに後押ししてくれた印象があります。
ワインの世界って、昔はちょっと敷居が高いイメージがありましたよね。
でも、あの作品、ワインを“知識”ではなく“物語”として楽しませてくれるところが本当に魅力的なんですよね。
ワインを“おしゃれな大人の飲み物”から、“ストーリーを味わうツール”に変えてくれた、そんな存在だったのかもしれません。
しかも、作中に登場するワインを試してみたくなってしまいます。
もちろん全部買えるわけじゃないけれど、「あの回で触れていた産地のものを飲んでみる」とか「似た香りのワインを探してみる」とか、「ちょっといいワイン買ってみようかな」という人が続出したのも納得です。
スーパーの棚の前で、“ワインラベルを読む人”が増えて、なんとなく“ちょっと分かる大人になった気分”が味わえる、そんな魔力があったんですよね。
ドラマになって、主演のキャストが、原作の雰囲気を割と忠実に再現していたのも印象的で、「あ、このキャラこういう感じ!」っていう納得感があった記憶があります。
ワインを飲んだときの感想が、普通の「香りが~」「ボディが~」ではなく、“壮大な風景”とか“神話のシーン”に例えられるのも、この作品ならでは。
ドラマだと映像で表現できる分、さらにインパクトがあって、「ワインってこんなにドラマチックなの!?」という驚きがありました。
そんな「神の雫」、ドラマ主演の「亀梨和也」さんが、今度はアニメでも主演(もちろん声です)されるというニュースが出ていました。
16年ぶりに、またあの世界観が見られるのを今から楽しみにしています。


