昨日、話題になっている鋸山のライトアップを実際に見てきました。
ネット上では、空中に何本も青い光が伸びているような写真や映像を見かけていたので、かなり派手な演出を想像していたのですが、現地で見る印象はずいぶん違いました。
実際には、フェリー乗り場付近から一本の青い光線が伸びて、いわゆる「ラピュタの壁」と呼ばれている石切場跡の一部分にピンポイントで当たっている、という感じ。
壁全体が明るく照らされているわけではなく、周囲が暗い分、光の筋が目に入る、という印象でした。

正直なところ、ネットで騒がれていたような「光害」と言えるほどのものではありません。
むしろ、近くの建物や街灯の明かりの方がよほど目立っていて、自然環境への影響を心配する声とは、少しギャップを感じました。
現地を見ずに想像だけが先行してしまっている部分もあるのかな、というのが率直な感想です。

ただ一方で、観光の目玉になるかと言われると、そこは少し疑問が残ります。
青い光線は確かに目につきますが、肝心の壁そのものの表情までは、正直よく分かりませんでした。
「おお、これはすごい」と足を止めるほどの迫力を期待すると、少し物足りなく感じるかもしれません。
今回は道路から見ただけなので、近くに行くとまた印象が違うかもしれませんが、風が強かったので写真もブレてしまい、単なる青い光が当たっているだけのものになってしまいました。

とはいえ、こうした試み自体は、観光地として何か新しいことを模索している表れだと思います。やってみて、見て、感じて、また考える。
その繰り返しの中で、鋸山らしい形に落ち着いていけばいいのではないでしょうか。
地元民としては、過度に騒がず、静かに見守りたいところです。


